出血しやすい、あざができやすい

どんな時に受診するべきか?

自分が出血しやすいかの判断は難しいです。以下に受診の目安を載せますが、心配な場合は受診をご考慮ください

鼻血

よくある鼻血の特徴

  1. 10分未満で出血が止まる
  2. 年に5回未満しか鼻血がでない
  3. 季節性に出る鼻血
  4. 風邪の時に出る鼻血
  5. 埃っぽく乾燥した空気で出る鼻血

上記の特徴がない場合は受診を考慮すべきと考えられます。

鼻血のイラスト(女性)

アザ(皮下出血)

  • ぶつけていないのにアザがある
  • プツプツと点状のアザがある
  • 露出している部分に5個以上のアザ(皮下出血)がある

上記のような場合は受診を考慮すべきと考えられます。

青あざのイラスト

小さな傷(カミソリやハサミなどによる浅い傷)

  • 何度も絆創膏を交換しなければならない
  • 年に5回以上出血する
  • 10分以上出血が持続する

上記のような場合は受診を考慮すべきと考えられます。

指の怪我のイラスト

口の中の出血

  • 複数箇所から出血する
  • 出血だけでなく口や舌の腫れがある
  • 10分以上出血が持続する
  • 抜歯後、出血持続により処置や帰宅が遅れたり、歯科医院に再度受診を要する出血がある

上記のような場合は受診を考慮すべきと考えられます。

歯肉出血のイラスト

生理の出血

  • 大部分の生理期間中に仕事や家事などに支障が出る
  • ナプキンを2時間毎以上の頻度でかえる
  • 生理の期間が7日以上続く
  • 生理で1cm以上の大きさの血の塊が出たことがある
  • 生理の量の記録(PBACスコアシート)をつけて100点以上

上記のような場合は受診を考慮すべきと考えられます。

筋肉や関節の出血

  • 筋肉や関節内に出血したことがあれば受診を考慮すべきと考えられます。

原因不明の血尿や血便など

  • 血尿で病変が特定できない
  • 血便や吐血などの腸からの出血症状で病変が特定できない

参考文献