検査技師による超音波検査
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1. このような症状・指摘がある方が対象です
エコー検査は、主に以下のような「症状」や「健診異常」がある方の原因検索・経過観察として行います。

【お腹の症状・数値異常(腹部エコー)】
- 「肝機能(AST/ALT/γ-GTP)」の数値を指摘された
- 脂肪肝、肝硬変、悪性腫瘍などが隠れていないか調べます。
💡 当院の強み:脂肪肝を「数値」で評価(ATI機能) 当院の超音波装置(Canon Aplio FREX)には、脂肪肝の程度を客観的な数値で評価できる最新機能「ATI」が搭載されています。従来の「軽度・中等度」といった見た目の判断だけでなく、数値で経過を追うことができるため、食事・運動療法の効果が分かりやすくなります。
- 脂肪肝、肝硬変、悪性腫瘍などが隠れていないか調べます。
- 「胆のうポリープ」や「胆石」の経過観察
- ポリープの大きさに変化がないか、胆石が炎症を起こしていないかを確認します。
- 背中やお腹が急に痛むことがある
- 膵臓や胆のう、腎臓(結石)に原因がないかを検索します。
- 腹部大動脈瘤のスクリーニング
- 高血圧の方や喫煙歴が長い方は、自覚症状がなくても「大動脈瘤(血管のコブ)」ができているリスクがあります。医学的に推奨される重要なチェックとして、腹部エコーの際に大動脈の太さも確認します。
【胸の症状・心臓の不安(心エコー)】
- 動悸や息切れがする
- 胸が痛くなることがある
- 心電図で異常を指摘された
- 心臓の動きは悪くないか、弁に異常(弁膜症)はないか、心不全の兆候はないか等を詳しく評価します。
【首の腫れ・数値異常(甲状腺・頸動脈エコー)】
- 健康診断で「甲状腺が大きい(腫大)」と言われた
- 甲状腺の大きさや、腫瘍の有無を確認します。
- コレステロールや血圧が高い、糖尿病がある、喫煙している
- 頸動脈(首の血管)にプラーク(動脈硬化の塊)がないかを確認し、脳梗塞のリスクを評価します。
【コレステロール高値(アキレス腱エコー)】
- 足のむくみがひどい、片足だけ腫れている
- 「深部静脈血栓症(エコノミークラス症候群)」などの血栓がないか調べます。
- LDLコレステロール値が高い(家族性高コレステロール血症の疑い)
- アキレス腱の「厚み」を超音波で正確に測定します
- 治療前のLDLコレステロールが180mg/dL以上の方には特に推奨されます
- アキレス腱が厚くなることは、「家族性高コレステロール血症(FH)」の重要な診断基準の一つです。
2. 当院の超音波検査の特徴
① 全身を診ることができます
当院の検査は、特定の臓器だけでなく、心臓からお腹、血管まで全身を幅広く検査できる臨床検査技師が担当します。 「お腹も気になるけれど、動悸もする」といった複数の症状がある場合でも、医師の指示のもと、臓器を横断して総合的にチェックできるのが強みです。
② 予約制で時間をかけて「精査」します
通常の診察室で行う簡易的なエコーとは異なり、検査技師の枠で約20〜30分の時間を確保して行います。 臓器の隅々まで時間をかけて観察することで、見落としを防ぎ、より正確な診断につなげます。
③ 痛みや被曝の心配はありません
ゼリーを塗って機械を当てるだけの検査です。レントゲンやCTと違い放射線を使わないため、繰り返し検査が必要な「ポリープの経過観察」や「脂肪肝の定期チェック」なども安心して受けていただけます。
3. 費用について
症状や検査異常に対する検査のため、健康保険が適用されます。 (以下は3割負担の目安です。診察料等は別途かかります。)
- 心エコー(心臓): 約2,640円
- 腹部エコー(肝臓・胆のう等): 約1,590円
- その他エコー(甲状腺・血管等): 約1,050円〜
4. 検査の流れ
保険診療のルール上、まずは医師の診察を受けていただき、症状や検査データに基づいて「検査の必要性」を医師が判断した後に予約をお取りします。
- 診察: まずは通常の外来を受診してください。「健診結果」などがあれば必ずお持ちください。
- 予約: 医師が検査の指示を出した後、受付で検査日時を予約します。
- 検査当日: 予約時間にご来院いただき、検査技師が検査を行います。
※腹部エコーの場合、午前の検査は「朝食抜き」、午後の検査は「昼食抜き」となります。 - 結果説明: 撮影した画像を医師が確認し、診察室で結果をご説明します。
5. 予約方法
本検査は「予約制」です
まずはLINEやWEBより内科の診察の予約をご利用ください。
通常の診察予約をお取りいただき、医師に「超音波の検査を希望」とお気軽にお声がけください。
