RSウイルス感染症

RSウィルス感染症は、毎年寒くなると流行する代表的な呼吸器の感染症で、いわゆる風邪の原因のウィルスのひとつです。

咳や発熱などがみられることが多いですが鼻汁が多くなりやすいのが特徴です。小さいお子さんではゼイゼイした呼吸、胸や肋骨がへこむような呼吸(陥没呼吸)などの呼吸困難の症状が出ることがあります。熱は必ずしも高くなるわけではありませんが、急に呼吸困難の症状が進むことがあります。

小さく生まれた赤ちゃん、心臓や肺に病気のある赤ちゃんなどでは特に注意が必要です。

*基本的にRSウイルスの検査ができるのは1歳未満と定められています。

RSウィルス

アデノウイルス感染症

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クループ症候群

クループはウィルス感染によってのどの奥の喉頭(こうとう)から気管にかけて炎症が起こり、咳、かすれ声、喘鳴などの症状をきたす病気の総称です。生後6か月~3歳くらいの乳幼児にみられやすく、特に1~2歳の幼児に起こる頻度が高く […]